不動産Q&A
住まいを買う時一般向け
不動産広告は、「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づいて作成されています。売主や代理・媒介など広告主の名称と立場を明示し、責任の所在を明確にす
る、「駅から徒歩〇分」の表示は80mを徒歩1分として計算する、イメージやオプションなどの写真には但し書き入れる…など、細かい規定が設けられている
ので、特別な注意は払わなくても大丈夫です。
とはいえ、但し書きや物件の詳細な概要などは小さな文字で書かれている場合が多いので、購入を検討しようと思ったら、隅々まで目を通すほうがいいでしょう。
どうしても不審に思う場合は、広告主(不動産業者)に問い合わせるより、各地域の「不動産公正取引協議会」に問い合わせることをお勧めします。
知名度の高い大手企業であれば、まず安心できますが、地元や地域の不動産会社にも優良で信頼できる会社は数多くあります。広告などに表示されている「国土交 通大臣免許」や「都道府県知事免許」「宅地建物取引業者番号」に付されている(〇)の中の数字が大きいほど社歴が長く、それだけ経験と実績があると考えら れるので、ひとつの目安になります。ただ、社歴が浅くても優良な会社もあります。インターネットで検索して、地域での評判などをチェックするのもひとつの方法です。
分譲マンションは建物が建つ前に販売されることが多く、特定の部屋タイプに限られるモデルルームは、あくまでも「見本」と思うほうがいいでしょう。オプショ ンや高価な家具・インテリアで“お化粧”してあるケースがほとんどですから、どこまでが標準装備で、どこからがオプションなのかを確認する。壁の厚さや共 用部の設備・仕様など、モデルルームでは分からない点も納得の行くまで質問する。必ず現地(建設地・建設予定地)に足を運んで、周辺環境や交通アクセスを 自身でチェックするといった取り組みが肝心です。
住宅ローンの利用を前提にすると、大きく頭金と諸費用(次の項目を参照)が購入に必要な資金となります。
中には頭金ゼロで購入可能な物件もありますが、そのぶんローンの支払い額は多くなります。物件の価格と借入可能なローンの金額にもよりますが、一般的には
「頭金20%・ローン80%」、できれば「頭金30%以上・ローン70%以下」で資金計画を立てるのがいいとされています。
購入時には、印紙税、不動産取得税、登録免許税、固定資産税などの税金、住宅ローンの事務手数料や保証料、団体信用生命保険料と登記代行手数料などの諸費用が必要になります。中古物件などを仲介会社を通して購入する場合は、仲介手数料も必要です。
長く低金利の時代が続いてきましたが、最近は金利が上昇傾向にあり、先行きには不透明感があります。また、金融自由化や規制緩和の流れを受けて、銀行などの 金融機関は多種多様な住宅ローン商品を発売するとともに、さまざまな優遇サービスを提供しています。実際のところ、「これがベスト」と言える選び方を提示 するのは難しいので、売主や代理の不動産会社や提携金融機関だけでなく、複数の金融機関に相談しながら、自分に適した住宅ローンの利用法を見極めるべきで しょう。今はインターネットで簡単に返済計画をシミュレーションできるなど、いろいろ役に立つ情報を入手できるので、まずはそれらを上手に利用するのも有効な手段です。
大きな流れは次のとおりです。
- 購入申込み
所定の書類に必要事項を記入して申し込みます。5~10万円程度の「申込証拠金」を預けることが多く、契約後、売買代金の一部に充当されます。契約前にキャンセルした場合は返却されます。 - 売買契約
重要事項説明を受け、手付を払って、売買契約を結びます。住宅ローンの申込み手続きも、この時に行うのが一般的です。 - 入居説明会
引き渡しの1カ月ほど前に行われることが多く、入居までに必要な手続き等についての説明を受けます。通常、提携ローンの契約も、この時に行います。 - 内覧会
完成した建物と住戸の仕上がりを確認します。 - 残金決済・引き渡し・入居
頭金から申込証拠金と手付を差し引いた残代金、住宅ローンや登記に必要な費用等を支払った後、引き渡し・入居となります。
ここでは主なポイントをあげておきます。詳しくは、各引越し会社のホームページ等をご覧ください。
- 引越し会社の選定
何社かの見積りを取り、サービス内容とあわせて、自分に合った引越し会社を選び、日程を決めて手配します。 - 早めに準備しておくこと
・新居の下見とレイアウトプランの作成
・不要な家具・用品等の処分
・転居通知の作成
・荷造り用品の手配 - 1週間~10日前
・電気・ガス・水道・電話などの移転手続き
・住民票や国民健康保険など、行政関連の転出手続き
・銀行・カードなどの住所変更手続き
・転居通知の発送
・子どもの転校手続き
・荷造りの開始 - 前日
・貴重品・手持ち品の取りまとめ
・郵便局への転送届
・近隣へのあいさつ - 引越し当日
旧居で
・荷造り・搬出の立会い
・掃除、電気・ガス・水道などの利用停止の手続き
・忘れ物の最終確認
新居で
・荷下ろし・家具設置の立会い
・電気・ガス・水道などの利用開始の手続き
・設備の点検
・掃除、ごみ等の処分
・近隣への引越しあいさつ - 引越し後
・住民票の転入届など、行政関連の手続き
・運転免許証・車庫証明・自動車登録などの住所変更


