お部屋探しマニュアル
STEP-03 間違いのない契約を
気に入った物件が見つかって契約を行う場合の流れは、大きく次のとおりです。
- 「入居申込書」を不動産会社に提出する。
書式は不動産会社によって異なります。注意しなければいけないのは、「入居申込書は賃貸契約書ではない」こと。「入居したい」という意思を表明する書類な ので、家主の入居審査によって入居が認められない場合もあります。 - 「申込金」を預ける。
不動産会社から請求される場合があります。これは入居の意思表示として"不動産会社に預ける"お金で、契約成立の場合には契約金の一部に充当され、不成立 の際には無利息にて返還されます。万一のトラブルに備えて、返還す ることが明記された「預かり証」を、必ず受け取ってください。 - 入居審査
入居申込書の内容に虚偽表示がないか、家賃の支払能力があるかどうかを審査するものです。家主の判断によっては承諾を得られない場合もあると認識しておきましょう。
家主の入居承諾を得て、正式に賃貸借契約を結ぶ時には、一般的に次のような書類が必要になります。
- 入居する人全員の住民票
- 入居契約者と保証人の印鑑証明書
- 源泉徴収票、確定申告書の写し、納税証明書など、入居契約者の収入を証明する書類
- 保証人の保証書
一般に必要な費用
- 敷金/家賃の1~3カ月分
- 仲介手数料/家賃の0~1.05カ月分
- 礼金/家賃の0~3カ月分
- 前家賃/家賃と管理費等の各1カ月分程度
- 損害保険料/1~2万円程度
ただし、以上はあくまでも一般的なもので不動産会社、契約期間、部屋の広さ等により金額や内容が異なる場合も多くあります。遅くとも申込書を提出する時までに確認しておいて、早めに用意するようにしましょう。
特に「保証人」は必ずと言っていいほど必要とされるうえ、実印の署名・捺印や印鑑証明書、場合によっては収入証明書まで求められるので、あらかじめ依頼しておくことをお勧めします。ちなみに、親または親族を保証人に立てるのが通例です。
言うまでもなく、「賃貸借契約」は最も重要な手続きです。
不動産会社には、契約締結前に「重要事項説明書」を入居者に交付し、宅地建物取引主任者の国家資格を持っている人が詳しく説明することが義務づけられています。また、「賃貸借契約書」を締結した後は、原則的に契約をキャンセルすることができません。
したがって、重要事項の説明を受け、重要事項説明書と賃貸借契約書を結ぶ際には、不明点や疑問点について質問し、すべてを納得したうえで署名・捺印を行ってください。とくに注意したいのは、次のような項目です。
- 家賃・管理費の金額と支払方法
- 更新料
- 禁止事項/造作変更やペット飼育等の禁止
- 修繕費の負担区分/どこまでが自己負担か
- 契約の解除/どのような場合に家主が契約を解除できるのか
- 中途解約/入居者が中途解約する場合の条件
- 敷金の返還/退去する時、何と何が敷金から差し引かれるのか
- 特約事項


